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YouTube動画をご覧になる前に(PDF)2021. 12.20 28.山清路大橋・31.山清路1号橋(仮称)の空撮動画掲載しました。
2016. 6.10 7.両郡橋 29.山清路橋・30.新山清路橋の空撮動画掲載しました。
2015. 5.25 ドローンによる空撮写真を取り入れました。 マーク付の橋のみ
は動画です。随時UPしていきます。
信濃の青流 犀 川
犀川は北アルプス、上高地を源流とする梓川と塩尻市樽川を源流とする奈良井川が合流する安曇野市豊科から上水内郡信州新町久米路、長野市川中島など経て、長野市大豆島、落合橋付近で千曲川に合流する総延長99Kmの河川。
東筑摩郡生坂村から上水内郡信州新町にかけては美しい渓谷が続く。
千曲川との合流点から犀川の起点である梓川と奈良井川の合流点まで40の橋が架けられている。
R19工事中の山清路バイパス(生坂村生坂〜大町市八坂瀬口)3.6Kmの建設により2橋が追加の予定
1.落合橋 (おちあいばし)
長野市
犀川が千曲川に合流する場所に架けられおり、2つの河川が落ち合うことから橋名がつけられた。
県道長野菅平線
鋼ゲルバーガーター桁+単純合成桁 22径間
L=949.25m W=10.5m
大正11年(1922年)船橋を木橋に架け替えた。昭和4年(1929年)長野菅平線全通により幅4,0mに改修された。
昭和37年〜41年(1996年)に現在の橋になり、昭和44年(1969年)分岐橋が許可され、
千曲川に犀川が合流する場所に架けられおT字形に両河川の堤防道路がドッキングした珍しい橋となった。
中土手交差点から長野市街地を望む
白く大きな屋根のMウェーブが見える。
2.五輪大橋 (ごりんおおはし)
県道(主)三才大豆島中御所線地域高規格道路「長野環状道路」の一部で長野市大豆島と同市真島(川合北IC)を結ぶ一般有料道路。長野県道路公社が管理し、近い将来長野環状道路の東側部分である長野東バイパスが全通すれば多くの利用が見込まれる。
長野オリンピックの開催に合わせ平成8年(1996年)に暫定2車線で供用開始。
連続箱桁 L=975.5m
将来的には4車線となり、現在ハーフインターとなっている北側の一般道との接続もフルインターチェンジとなる予定。
3.長野大橋 (ながのおおはし)
国道18号
昭和44年(1969年)
鋼連続箱桁橋
L=500.3m W=22.0m
長野市若里から上水内郡牟礼村(当時)に建設された国道18号のバイパスで昭和33年(1958年)から43年にかけバイパスの一環として整備された。
4.丹波島橋 (たんばじまばし)
国道117号
長野市青木島−若里
平成4年(1992年)
9径間
非合成連続箱桁+非合成I桁
L=550.4m W=26.5m
市村の渡し」があっ場所で北国
街道と中山道を結ぶ要路であるととも善光寺信仰の南玄関道として船橋が明治6年(1873年)に、明治22年(1889年)木橋へ、明治35年、大正3年と架け替えられ、昭和7年(1932年)下路突桁式鋼連続トラス L=541m W=12.2mへ架け替えられた。
5.犀川橋りょう (さいがわきょうりょう)
北陸新幹線
平成7年(1995年)
3径間連続下路トラス+2径間連続下路トラス
L=522.0m
JR東日本/信越本線とほぼ平行に走っている。
JR東日本/信越本線
昭和32年(1957年)
平行弦ワーレントラス+曲弦プラットトラス+プレートガータ
L=485.0m
L=190.1+62.5m+232.4m
6.小市橋 (こいちばし)
県道 川中島停車場線
昭和10年(1935年)
丹波島橋の古材で架設された。
その後
昭和41年(1966年)
下路曲弦ワーレントラス
L=302.9m W=9.8m
平成7年(1995年)歩道部分が併設された。
7.両郡橋 (りょうぐんきょう)
国道19号
更級郡小松原と上水内郡小田切の両郡を結ぶ橋からこの名がついた。
大正7年(1918年)L=50.7m 幅5.5m曲弦ワーレントラス鋼橋で千曲川水系の永久橋第1号昭和9年(1934年)ワーレントラス橋に架け替える。
現在の橋は
平成7年(1995年)PC斜張橋
L=81.5m W=16.5m
8.小笹橋 (こざさばし)
長野市道 飯森新橋線
長野市篠ノ井村山ー七二会飯森
昭和48年(1973年)
3径間連続非合成鈑桁
L=135.0m W=4.0m
9.明治橋 (めいじばし)
国道19号
信更村山ー七二会瀬脇
昭和9年(1934年)L=104.0mW=5.5mの鋼ワーレントラス橋へ木橋から架け替え
現在の橋は
平成7年(1995年)
3径間連続箱桁
L=146.5m W=13.0m
10.大安寺橋 (だいあんじばし)
国道19号
七二会ー大安寺
昭和6年(1931年)
鋼ワーレントラス橋へ木橋から架け替えする。
現在の橋は
昭和60年(1985年)
3径間連続非合成箱桁
L=291.3m W=9.0m
最大支間長は114.0m
架設が完了するこの年1月、犀川に直角にかけられていた旧大安寺橋手前の急カーブでスキーバスはガードレールを突き破り、厳寒の犀川に転落し25名が命を落とした。旧橋は撤去されたが、直前の道路には慰霊碑が建立され、いまも献花が絶えない。
11.安庭橋 (やすにわばし)
県道(主)長野大町線
長野市安庭ー中条村
平成3年(1991年)
上路アーチ橋
L=220.0m W=11.2m
平成10年(1998年)の長野冬季オリンピックでは白馬ルートの一部として位置づけられ、長野市と大北地域を結ぶ幹線道路が造られた。
このうち、日高トンネルを含む延べ2Km区間は有料道路事業が導入され、平成7年(1995年)に完成。
12.栄更橋 (えいこうばし)
市道上長井和沢線
長野市ー中条村
吊り橋(人道橋)
L=61.3m W=1.2m
架設年不明
13.第1通路橋 (だい1つうろきょう)
東京電力
水内発電所の管理橋
吊り橋(人道橋)
L=おおよそ60m W=1.5m
昭和59年(1984年)架設
14.水篠橋 (みすずばし)
国道19号
長野市篠ノ井信更町
水内郡の「水」と篠ノ井の「篠」ととり、信濃の枕詞のみすずかるから「みずずばし」とよむ。
昭和11年(1936年)
鋼単純ランガートラス橋 L=68.0m W=6.0m
を架設。
昭和52年(1977年)鋼連続箱桁
L=155.0m W=9.0m
江戸時代の弘化4年(1847年)5月に発生した善光寺地震で岩倉山が大崩落、この付近の犀川をせき止めた。
湛水した水は23Km上流の生坂村大日向橋付近まで達したという。
19日後決壊し大洪水となって善光寺平を襲い、地震の被害と共に死者8,000人を超えた。
15.平三水橋 (たいらさみずばし)
長野市道
長野市信更町三水
昭和52年(1977年)12月
2径間PC-T
L=115.0m W=7.3m
16.久米路橋 (くめじばし)
県道(主)長野信州新線
長野市信更町吉原
昭和8年(1933年)1月
コンクリートアーチ橋
L=45.5m W=5.0m
大正7年(1918年)は吊り橋を架設
江戸時代は松代藩が維持管理。水内橋と呼ばれ周辺にほかの橋はなく番所が置かれ関所を兼ねていた。
ダムができるまで流れが急で要路であった。また、多くの文人墨客が訪れる名勝として親しまれた。長野県歌「信濃の国」に心してゆけ久米路橋」と歌われている。
17.新町橋 (しんまちばし)
県道(主)丸子信州新線
信州新町仲町
昭和6年(1931年)に架設された橋が老朽化したため
昭和36年(1961年)
3連下路ワーレントラス
L=152.5m W=8.0m
に架けかえされた。
犀川の水は水内ダムによって流れがせき止められ鶴が首を伸ばした形から有島生馬画伯が「ろうかく湖」と名付けた。
毎年8月15日「琅鶴湖」に上がる花火18.穂刈橋 (ほかりばし)
国道19号
信州新町穂刈
昭和35年(1960年)
3連下路平行弦ワーレントラス
L=152.0m W=8.5m
19.大原橋 (おおはらばし)
国道19号
信州新町下市場ー日原
昭和38年(1963年)10月
鋼連続合成鈑桁
L=169.0m W=6.0m
20.更級橋 (さらしなばし)
市道 鹿道堀之内線
昭和55年(1980年)
鋼連続合成鈑桁
L=98.0m W=6.0m
21.日名・置原・川口橋 (ひな・おきはら・かわぐちばし)
国道19号
左、日名橋と右、置原橋川口橋
以前は旧日名橋1つで犀川を渡ったが道路改良により、大きく蛇行した犀川を3本の橋を架けほぼ直線に改良した。
22.橋木橋 (はしきばし)
県道 川口大町線
信州新町川口―橋木
昭和54年(1979年)
鋼連続合成鈑桁
L=104.0m W=8.8m
23.児玉橋 (こだまばし)
国道19号
長野市大岡と大町市八坂を結ぶ
昭和46年(1971年)
2径間平行弦ワーレントラス
L=172m W=9.5m
24.久方橋 (ひさかたばし)
県道石津久方橋線
昭和61年(1986年)
2径間合成鈑桁
L=97.6m W=6.0m
25.大八橋 (だいはちばし)
県道 聖高原瀬口線
大町瀬口ー長野市大岡
昭和54年(1979年)
2径間合成反桁橋
L=119.0m W=5.0m
26.平?橋 (たいら?はし)
平ダム直下に架設
東筑摩郡生坂村と長野市大岡平を結ぶ。
東京電力がだむ建設による補償として架設、管理している橋と思われ橋名板等の標示がない。
1.4tの荷重制限がかかっている。
27.御曹司橋 (おんぞうしばし)
市道 大岡芦ノ尻御曹司線
平成6年(1994年)
トラストランガーアーチ橋
平ダム湖に東京電力によって架設された。
28.山清路大橋 (さんせいじおおはし)
県道(主)大町麻績インター千曲線(55号)
令和2年(2020年)10月架設 下路ニールセンローゼ
L=136.0m
平成19年法面の崩落災害により通行止めとなり、
上流の「山清路橋」は2tの荷重制限があるため新たに新設。令和2年12月13日開通式が行われた。
撮影:令和3年(2021年)12月
29.山清路橋 (さんせいじばし)
県道(主)大町麻績インター千曲線
東筑摩郡生坂村にある名勝で聖山高原県立自然公園に指定されている。
明治34年(1901年)に木造の橋が架けられ昭和8年(1933年)になって鉄筋コンクリートのアーチ橋にかけ替えられた。
L=38.5m W=5.5m
奥の橋は、昭和42年(1967年)扁平PCで架設された国道19号の「新山清路橋」
L=102.0m W=6.0m
平ダムによって奇岩は水底に没したが、ダム湖に写るアーチ橋が美しい。
山清路橋・新山清路橋 2橋空撮
30.山清路1号橋 (さんせいじ1ごうきょう)仮称
国道19号 山清路バイパス
2径間箱桁
詳細不明
現在は1号トンネル工事のための
工事用道路として使用されている。一般車両は通行できない。
この他橋梁2本、トンネル1本の計画で供用開始は6〜7年?先か。
撮影:令和3年(2021年)12月
31.大日向橋 (おおひなたばし)
東筑摩郡生坂村大日向
昭和50年(1975年)10月
上路I桁
L=90m W=5.8m
昭和11年(1936年)木造吊り橋が架けられた後、昭和32年(1957年)ダム建設の補償費で鋼橋に架け替えれれた。
生坂ダムの生坂発電所で発電した放流水は2.5Kmの水路でこの橋の上流で犀川に戻されている
32.昭津橋 (あきつばし)
東筑摩郡生坂村
昭和14年(1939年)に昭和電工(株)により吊り橋が架設され、ここ「梶本の渡し」は廃止になった。
平成15年(2003年)3月
2径間連続鈑桁
L=115.0m W=9.0m
耐候性塗装
33.生坂橋 (いくさかばし)
県道
県道 上生坂信濃松川(停)線
東筑摩郡生坂村上生坂
昭和61年(1986年)11月
上路4径間連続非合成鈑桁
L=167.6m W=9.75m
生坂ダムで取水され、水はわずかに流れるだけ。
34.日野橋 (ひのばし)
生坂村道
東筑摩郡生坂村
平成6年(1994年)
上路3径間連続PC箱桁
L=155.0m W=9.25m
35.睦橋 (むつみばし)
国道19号
東筑摩郡生坂村−安曇野市明科
昭和6年(1931年)L=115m W=4.5mのあと
昭和38年(1963年)
4径間連続非合成鈑桁
L=125.7m W=8.5m
に架け替え
36.木戸橋 (きどばし)
国道19号
安曇野市明科
昭和46年(1971年)
コンクリートPC-T桁
L=192.0m W=9.5m
37.犀川橋 (さいがわばし)
県道(主)大町明科線
安曇野市明科
昭和55年(1980年)
4径間連続鈑桁
L=360.3m W=12.5m
この橋の上流で高瀬川、穂高川、万水川が犀川に合流する。
この橋右岸上流300mに、白鳥の飛来する「御宝田遊水池」があり毎年数百の白鳥が10月下旬から3月下旬まで観察できる。
38.犀川橋梁 (さいがわきょうりょう)
39.光橋 (ひかるばし)
安曇野市豊科
昭和28年(1953年)単純合成鈑桁L=296.6m W=2.5m
から
平成12年(2000年)PC箱桁
に架け替えされた。
この橋上流の犀川ダム湖は白鳥湖とも呼ばれ御宝田遊水池とともに白鳥が観察できる。
40.田澤橋 (たざわばし)
安曇野市明科
県道 豊科インター堀金線
昭和29年(1954年)3月
RCローゼ L=360.0m W=4.5mが架設された、現在は老朽化のため自転車、歩行者用として利用されている。
昭和55年(1980年)3月
PC箱桁L=360.2m W=8.0m
になり、国道19号から豊科インターへのアクセス道路
41.犀川起点
豊科市
右の梓川と左の奈良井川が合流し犀川となる。
奈良井川は中央アルプスの主峰、木曽駒ヶ岳の北にある茶臼山北壁の源を発し、分水嶺が入り乱れる中、南下する東の天竜川と西の木曽川に挟まれた中を北上してここに至る。
千曲川の橋1 千曲川の橋2 梓川の橋 天竜川の橋 その他の橋 へリンク